マクロビオティック

皆様こんにちは。GPCの洋子です。

最近、ブログをご無沙汰しておりましたが、春から夏にかけての日本帰国中にいろんな事がありました。
まず、私が帰国した頃、兄が血液の病気になってしまって、かなり危ないところまで行ってしまい、実家がパニック状態でした。原因が良くわからなくて、医者もあれこれ検査していましたけど、私はここ数年のあいだ、兄の偏食ぶりを見ていたので、素人ながらも、あれでは病気になってしまうだろうな、と思っていたんです。しかしながら、命まで危ない事になろうとは想像だにしていませんでした。
そんな折り、ひょんな事からマクロビオティックの料理を教えていらっしゃる方に出会い、私は、なんだかピンと来てしまったんです。「コレを試してみよう」と。そこでこの方に調理法を少し教えていただいて、2ヶ月間、毎日兄にマクロビスタイルの食事をしてもらいました。
といっても、そんなに厳しく食事療法をしたわけではなく、大筋だけを守り、白砂糖の変わりに甜菜糖やメープルシロップを使って煮物を作ったり、あまりお肉を使わないで、なるべくお野菜を沢山使ったおかずを作るようにしていました。そうしたら、なんと1ヶ月くらいしたころから、兄の調子が良くなり、「遺言を書かなきゃ」なんて言って居た程重症だったのが、2ヶ月後には、合気道の練習にも行けるまでに復活!
最初はショックで自分が具合が悪くなってしまった母も、家で同じ食事をしているうちに、「なーんとなく調子が良くなった」と言い始め、かく言う私もお腹の調子がいつもより良くなって、親子3人で、食べ物の持つ「底ヂカラ」に感動しました。
体の具合が悪くなったらもちろん薬を飲む事も大事だけれど、基本は何といっても「普段の食事」。これをいかにないがしろにしてきたか、私自身思い知らされました。そんなこんなで、ホノルルに帰ってからも、お料理の材料をとても意識するようになりました。
さて、そんな折りにこの土曜日(8月27日2時)、KCCでコクア ・ハワイ・ファウンデーションのデクスター・キシダさんが、「食」と子供に健康についてのお話をしてくださる事になり、とても嬉しく思っています。キシダさんは、未来を担う子供達に安全な食生活をしてもらう為に、小学校の給食の野菜をオーガニックなものに変えたり、また学童のランチの容器を、環境に良いデグレイダブルなものに変えたりと、素晴らしい活動をしておられます。
この機会に皆さんもキシダさんから、自分で変えていける食生活を学んでみませんか?詳細は1つ前のブログ記事で。 お申込みは http://www.gaiapacific.org/contact.html からどうぞ。
最後にオマケですが、当日、私の夫の実家で採れるスターフルーツを持って行きますので、お好きな方は、これもお持ち帰り用にどうぞ! ウチのスターフルーツは甘くておいしいですよ~。