ハワイの散灰。
07/24/2010
こんにちは、GPCの孝江です。
来週、日本から母と妹家族が私たちの住むハワイにやってきます。私は、3年前に亡くなった父の遺灰を分けてこちらに持ってきていたのですが、この機会に、彼が大好きだったカイルアの海に散灰しようと計画しています。
海への散骨についていろいろ調べたところ、特に行政許可は要らないそうですが、レイなど、ゴミになるようなものは流してはならないということでした。死んだ人の遺灰は地球に返っていくので環境には問題ないようです。むしろ父の魂は頭上から、遺灰は海の底から、我々家族を見守ってくれるのではないかと信じています。
散灰葬は昔からハワイで行われてきたそうで、今もカヌーで沖に漕ぎ出し、遺灰をティーリーフで作った箱や船に乗せて波間に流すことがよくされているそうです。近所のケリーがカイルア・カヌー・クラブのメンバーに声をかけてくれ、週末にレース用の6人乗りカヌーを2艘に我々を乗せて沖へ漕ぎ出してくれることになりました。
ローカルの友人が彼女の息子さんの遺灰を乗せた「ティーリーフ・ボート」の写真を送ってくれました。これならディグレイダブル、ですよね。
4 Comments
ティーリーフ・ボート素敵ですね^^
僕も天国に行き時には乗りたい^^僕は家族にハワイに散骨をお願いしていますが、笑われてます・・本気なんですけどね^^;
孝江さn、はじめましてですね^^
ヒロです。
ヒロさん、コメント有難うございます。お返事が遅くなってすみません。ハワイを訪れていた親族が無事帰国し、ホッと一息ついているところです。
7月31日(土)朝9時すぎ予定通り散灰(散骨)をしました。当日ウィンドワード方面は朝から雨と風。「安全を考え場合によっては中止するかも」とカヌークラブ・メンバーから連絡がありましたが、予定の時間になるにつれ陽が差して来ました。生前「晴れ男」だった父が雨雲を蹴散らしてくれたのかもしれません。
84歳の母をはじめ親族全員にとって初めてのカヌー体験でしたが、クラブのボランティアの方々の力強く親切なリードのおかげで、無事に沖までこぎつけました。
しかしまだ波が荒かったため、クラブリーダーの合図でティーボートと遺骨は別べつに海へ。母が海面に向かってお経を、クラブメンバーの一人がコオラウの山並みに向かってチャントをそれぞれ唱え始めた途端、嘘のように波が静まり、一同合掌。とても感動的な散骨式になりました。
今やハワイの散骨サービスを牧師の祈りまで一括して請け負う業者もあるようです。我々の場合は、カヌーのつてを探しだすまで非常に手間がかかりましたが、でもやはり、友人や家族による手作りのセレモニーにして本当によかったと思っています。
海に帰った父の魂が、カイルアの美しい自然をこれからも守り続けてくれることを祈ります。
Takaeさん、みなさん、Aloha ^ ^
リコメントは気にしないでいいですよぉ^ ^大好きなハワイの環境問題やエコ活動を教えて頂いているお礼の気持ちも込めてのコメントですから^ ^
こちらに一緒に書きま~す^^
gpcnewsさん、ボトルキャップは日本ではリサイクルしやすいんですよ。なぜなら、ボトルに使われている樹脂は10種類くらいあるのですが、ボトルキャップは1種類なんです。あっ!日本ではです。アメリカはどうなのかな??^^;
自治体によってはボトルに残ったキャップの下の部分も回収リサイクルしていますよ~~^^
↑名前間違えた^^;Chihiroさんですね^^