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スタッフのつぶやき『海洋ゴミの分別研究・続編』

ガイアパシフィックセンター
こんにちは。GPCの洋子です。
先月、GPCの勉強会のメンバー達がハワイの環境団体、B.E.A.C.H.主催の「砂浜に混じるゴミの仕分け作業」に参加したお話を報告しましたが、その一週間後の8月28日に、もう一度同じ場所で仕分け作業があるというので、行ってきました。
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2回目も同じように、ビーチの砂をかき分けかき分け、プラスチックの破片などを選り分けるのだろうと思っていたら、 今度は全く違ってびっくり。大きなポリ袋から出て来たゴミは、テレビあり、玩具あり、ヘルメットあり、ロープあり、漁網あり、ブイあり、灯油のタンクあり、もうもう、ありとあらゆるものが、出てきました。主催者のスザンヌさんが、「カメラ持って来た?」って私に聞いたのも頷けます!私はてっきり砂かき(?)だけだと思っていたので、持って行かなかったのですが、後で、ご主人のDean Otsukiさんが作業中の写真を沢山送ってくださったので、ここに、何枚か紹介します。
まずは、コレ。
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いや~。凄かったです。袋から廃棄物が出て来た時のニオイも結構強烈でした。
まずは、このゴミを全てテーブルにぶちまけ、それを品種別に隣のテーブルに並べていきます。ボランティアの私たちには、何がなんだかわからないものが沢山あったのですが、スザンヌさんに聞くと、「それは19○○年に製造が廃止になった△△」とか、「これは『めくらうなぎ漁業』で使われている韓国製の捕獲の道具(eelconeと言うらしい。)」とか、バシバシと答えが返ってきます。日本の牡蠣の養殖に使われる長さ30センチくらいの黒いプラスチックのチューブも、沢山ありました。
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上の写真を見ていただくと、左の黒いコーン状のものが、eel cone(輪っかのように見えるのは、コーンを重ねてあるもの)。そして真ん中のチューブが牡蠣の養殖用の部品です。右に見える昆布のようなものは、ハワイで使われている灌漑用のチューブだそうで、これは見事にあちこちが喰いちぎられていました。
eel coneなるものは今回初めて見たので、後で調べてみたところ、ハワイアンモンクアザラシがこの「メガホン」の中に鼻を突っ込んでとれなくなり、哀れな状態になっている写真を発見しました。 これでは轡をはめられたも同じで、もう獲物が捕れませんね。誰にも見つけられなければ、結局このまま衰弱して死んでしまうのでしょう。。。本当に罪な事です。
また、興味深かったのが、私たちも良く知っている、墨汁の入ったプラスチックの容器で、Deanさんのお話によると、流れて来るゴミの中でも、これがとても多いのだそうです。日本では墨汁を船や船荷の印にでも使うか?と聞かれましたが、どうなのでしょうね?私にはわかりませんでした。。。そして今回一番吃驚したのが、ものが何であれ、全てに噛みちぎられた跡があったことです。プラスチックバッグ、シャンプーの瓶、薬品が入っていたと思われるような容器まで、噛んだ跡がありました。海の動物は、本当に全てを食べてしまうのですね。
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2回目も、新しい事を沢山学ばさせていただきました。スザンヌさん、ディーンさん、どうもありがとうございました。
ところで、今月の4、5、6日ははB.E.A.C.H.の主催で、希望者を募ってカフクビーチでのクリーンアップ活動が開催されたようです。残念ながら私は行けなかったのですが、参加された方がいらっしゃったら是非体験談をお聞かせくださいね!
[All photos courtesy of B.E.A.C.H.]
Beach Environmental Awareness Campaign Hawai`i
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