RED Fight Aids

GPCのフォーカスしているゴミ問題ではないお話をひとつ。

皆さんはこのロゴを見た事がありますか?

2006年1月29日に閉幕した、WEF(世界経済フォーラム)の年次総会で発表された、アフリカのエイズおよびマラリア対策のために考案されたプログラムの名前です。正しくはRED Fight Aidsと呼ぶようです。このプログラムは、(RED)というキーワードで製品を販売し、その購入金額の一部をアフリカのエイズおよびマラリア対策のためのファンドに投入しようと言うブランド構築プログラムで、通称(PRODUCT)REDと呼ばれています。非政府の民間部門がアフリカにおけるエイズとの戦いに直接関与することができるというものです。僕の知る限り、GAPの様々な製品や、スターバックスコーヒーのスリーヴ、アップルのiPod Nanoなどに使われていました。

アップル社のadをご紹介します。(以下抜粋)

『音楽を楽しみながら、世界に希望を』
(PRODUCT) RED Special EditionのiPodとiTunesギフトカードをお買い上げいただくと、アップルは購入金額の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付します。

「音楽で世界が変わる」
どの服を着ようか、どの音楽を聞こうか。私たちは日々、さまざまな選択をしていますが、今回の選択は世界を変える可能性を秘めています。というのも、iPod shuffle、iPod nano、iTunesギフトカード(PRODUCT) REDをご購入いただくたびに、売上の一部が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に直接寄付されるからです。

「グローバルな貢献」
一刻も早い対策が必要です。アフリカでは、毎日5,800人以上の人々がAIDSで命を落とし、毎日2,000人近い子供たちがHIVに感染しています。「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」の (PRODUCT) REDプロジェクトは、製品売上の最大50%を、女性と子供たちの健康に焦点をあてたアフリカのエイズ対策プログラムに寄付するというもの。プロジェクトがスタートして以来、1,100万ドル以上の資金づくりに成功しています。(PRODUCT) REDを選ぶことが、新しい希望につながるのです。

人間や企業、社会、国家がある限り、少なからず地球環境に影響を与えています。上記のブランドが良い企業、良いブランドと言う事ではなく、普段の生活で起こるお買い物が世界を変えるカギになっている気がしてなりません。また、これが一番簡単で手っ取り早い世界の変え方でもあると思っています。