最先端のエコロジー、facebookの試み。

ガイアパシフィックのKENです。ソーシャルネットワーク(SNS)を利用している人も多いと思います。昔の友達と繋がったり、何かと楽しいSNS。今日はそのSNSのリーダー的な存在とも言えるfacebookの最先端のエコロジーについて書きたいと思います。

facebookのアクティブユーザーは10億人を突破し、日々想像を絶する程の写真や映像を伴う書き込みがなされています。そのデータを管理しているのが世界中にあるデータセンターで、巨大な施設の中には膨大な数のサーバーがあります。皆さんがお使いのパソコンでさえ、長い時間使っていると熱を発し、ファンが回る音も聞こえてきます。この膨大なサーバを冷やしつつデータを円滑に管理し、地球環境にも配慮して建設されたのが、スウェーデンの北部Luleåという街に建設されたデータセンターです。それは、水力発電によって100%電力が供給され、数千台のサーバーの冷却に北欧の冷たい空気が利用され、サーバから発生した熱を暖房に利用している、というものです。

そのfacebookが、新たなエコデータセンターの計画を発表しました。今度は100%風力発電によるデータセンターの建設で、中西部のアイオワ州に建設されるそうです。アイオワ州は、世界でも最大級の風力発電施設が集積されているエリアで、費用対効果の高い発電が発電を達成しているそうです。

どちらのデータセンターも、最先端テクノロジーとエコロジーが融合し、アントニオ猪木の『風車の理論』の如く、自然の力を逆利用した素晴らしい試みだと思います。もちろんコストも考えての建設ですので、企業としての発展を見込んだ開発です。素晴らしい。

(参考記事)
北極圏近くにある新しくできたFacebookのデータセンター内部が色々と革新的らしい
http://lollapa.com/archives/28358690.html

Facebookの新しいデータセンターは100%風力発電
http://www.gizmodo.jp/2013/11/post_13488.html